講座内容を紹介した神戸新聞の記事です。
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2012年2月27日 第22回目「日本人の死生観の底流にあるもの」
島薗 進(東京大学教授)
Susumu Shimazono 1948年東京生。現在,東京大学文学部・大学院人文社会系研究科宗教学・宗教史学研究室教授。主な研究領域は比較宗教運動論,近代日本宗教史,神戸国際支縁機構理事。
著書:『精神世界のゆくえ』(東京堂出版 1996年),『ポストモダンの新宗教』(東京堂出版 2001年),『グノーシス 陰の精神史』(岩波書店 2001年),『グノーシス 異端と近代』(岩波書店 2001年), 『コスモロジーの「近世」(岩波講座・近代日本の文化史2)』(共 岩波書店 2001年), 「胚を利用することの是非」(『世界』2002年), 「千年王国のダイナミックス ―近代日本の民衆宗教運動の中の歴史意識―」(共『歴史を問う2 歴史と時間』岩波書店 2002年),『<癒す知>の系譜』(吉川弘文館 2003年),『いのちの始まりの生命倫理』(春秋社 2006年),『スピリチュアリティの興隆』(岩波書店 2007年),『死生学 1 死生学とは何か』(東京大学出版会 2008年),『国家神道と日本人』(岩波新書 2010年),他多数。
東大入学時は理科三類に所属。父の跡を継いで医師になろうと考えていたが, ある時そんな自分に疑問を持ち, 進学振り分けの最終段階で宗教学科に進路を変える決心をした。
日本のサナトロジーの第一人者である。