第28回日野謙一「境界を生きる,差別意識とは」

Kenichi Hino 1947年生まれ。現在:NPO法人伊丹人権啓発協会代表理事,全国大学人権教育交流会世話人代表,関西学院大学非常勤講師。

専門:社会学
30年位前から,「部落」差別に関するフィールドワークに入る。
現在も地域づくりに関わりながら,差別の意味するところを考えている。
阪神・淡路大震災の発生後、「被害者」の支援に関わる。
須磨区の公園に「しんげんち」という被災者交流センターを
皆で立ち上げ、被災者と共に生活づくりの活動を行う。
現在「手をつなごう、東北―兵庫」の会員。
2010年7月末,息子が交通事故で脳損傷,親子3人で子どもと共に壁に当たりながら模索中。

 

境界を生きる~差別意識とは~

                        NPO法人伊丹人権啓発協会代表理事

                          日野 謙一  2012.5.28

1.はじめに

  講座を主宰している岩村先生から、「部落」問題に関するテーマで講師を依頼された時、「〈死〉を考える」という講座で、フィールドワークに入ってきた私がどのようなテーマでお話できるか、まず悩みました。他の人びとと異なり、私のテーマには「死」ということばが入っていません。また、受講生の皆さんは、かなりの認識をもつ人びとであるともお聞きしましたので、今回の話は、現在の私が生き考えている世界をそのまま話を聞いていただこうと思っています。

27日野謙一[資料5]「部落」観の成立(完)
27日野謙一境界を生きる、差別意識とは(レジメ)神戸新聞センター

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