第31回豊原大成「家族の命を奪った天災」

2012年7月9日 第31回目「家族の命を奪った天災」
豊原大成(全国仏教会前理事長)

  

Daijo Toyohara  1930年兵庫県生まれ。浄土宗本願寺派西福寺の長男。京都大学(哲学科・仏教学)卒業。1956年同大学大学院修士課程修了。1958-1960年 インド・ベナレス・ヒンズー大学博士課程修了。1997-2000年 浄土真宗本願寺派総長。津村別院元輪番・堺別院元輪番・築地別院輪番・宗会議員。2008-2010年全日本仏教会理事長。現在 西宮・西福寺住職。
著書: 『釈尊の生涯』(法蔵館 1985年),『葬儀勤行聖典―浄土真宗本願寺派』(間真会 1985年),『浄土真宗本願寺派入門聖典』(鎌倉新書 1985年),『親鸞の生涯』 (法蔵館 1998年) ,『浄土真宗本願寺派入門聖典 』(鎌倉新書 2000年),『おしゃかさま〈1〉おたんじょうからたびだちまで 』(共 2001年),『抄訳佛説観無量寿経』(自照社 2003年),『葬儀・中陰勤行聖典―浄土真宗本願寺派』(間真会 2004年),『表白集』(自照社 2006年),『心の風景』(自照社 2006年),『三帖和讃ノート 浄土和讃篇』(自照社 2007年),『ジャータカのえほん―おしゃかさまが生まれるまえのおはなし 』(全5巻 自照社 2008年),『知っておきたい浄土真宗の行事と仏事―「慈眼」法話より 』(自照社 2008年),『仰法幢―釈尊・七高僧・宗祖の生涯とその教え』(本願寺津村別院 2008年),『輪番独語』(自照社 2009年),『親鸞聖人讃歌 』(自照社 2010年),『輪番独語2』(自照社 2010年),『高僧和讃篇―三帖和讃ノート』(自照社 2011年),『日常勤行聖典―浄土真宗本願寺派 解説と聖典意訳』(自照社 2012年)等多数。

現在,西宮市の西福寺の住職であられる。「この辺りは,二度やられているんです。一度目は1945年8月5日の西宮空襲。二度目は阪神淡路大震災。でもここまで立ち直りました」と。1969年3月から始められた門徒向けの寺報が,2010年末,500号に到達。「親鸞聖人は88歳くらいまで物を書いておられたようですから,それにあやかれば」と語っておられます。毎月,行われる「阪神宗教者の会」(昨年4月発足)の会場を提供してくださるばかりか,色々な宗教の方々に温かいまなざしで,心から導いてくださっている。

 

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